2011-05-05

未来は今|コーエン兄弟


たまっていたDVDをようやく鑑賞する怒濤の黄金週間。そのうちのひとつ、コーエン兄弟監督作、ティム・ロビンス主演、ポール・ニューマン助演、『未来は今』。酒場でフリスビーの話をしたところ『それならこの1本』と知人に勧められた作品です。はっきり言います、フリスビーはほとんど関係ありません(笑)。この作品、時節柄、今の日本に置き換えられると思いました。世間に何かを隠してだまそうとする企業の役員=政府、それを暴こうとするもうまくその策略に呑み込まれ利用されている新聞社=メディア、なにも気付かず良心の赴くままに素直に生きる青年=国民と見れなくもない。1つの輪がモチーフになっているのも、赤いフラフープやフリスビーが日の丸にも見えたり。原題は『The Hudsucker Proxy』なんですが邦題の『未来は今』ってのもね。「や〜るなら、い〜ましかね〜」スタイルです。心ほっこりなとても良い作品でした!

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